「103万円の壁」は人間関係を悪くする、、、、印象に残る意見でした。
推薦を頂いている団体で「103万円の壁」に関する意見交換に出席させて頂きました。
正社員だけでなく、パートで働く方々から多くの声を聞かせて頂きました。
「103万」の壁で、12月になると扶養控除の枠を超えないために「働き控え」する方々が多いという意見は聞いていましたし、想定内の意見でした。
また「働き控え」で正社員が年末に負荷が掛かるという意見も想定内でした。
しかし「働き控え」する方々は、自分が配偶者控除を受けるために周囲に迷惑をかけている事が心苦しく結果的に「103万円の壁は職場の人間関係を悪くする」という意見は想定外でした。
多くの方々がうなずいていました。
この制度がスタートした時は今と時代背景も違い、皆さんにとって幸せな制度だったのだと思います。
しかし時代も変わり専業主婦も減り労働単価が上がっている現代においては「職場の人間関係を悪くする制度」になっているのかもしれません。
当然ですが、国民、市民を不幸にするために作られる制度などありません。
しかし社会が変わる事で皆さんを困らせる制度になってしまっているものがある事を議員は理解しなければならないと思いました。
制度の課題や答えは皆さんと対話で見つかると改めて思いました。
皆様から貴重な意見が聞けて勉強になりました。
すずたつからのお知らせ
- ホーム
- すずたつからのお知らせ
- ブログ
- 「103万円の壁」は人間関係を悪くする