すずたつからのお知らせ

決算特別委員会終了

決算特別委員会が終わりました。市民の皆様から納付頂いた大切な税金が、適切に効果的に使われてきたのかをチェックする大切な委員会です。評価すべき点は評価しつつも、指摘すべき点はしっかりと主張させて頂きました。
東村山市は財政的には決して豊かではありません。しかし役所では民間企業との様々な連携を進めて来て公債比率(借金の比率)は確実に下げ始めています。一方で、道路などのインフラ(社会資本)整備は決して良いとは言えません。
借金も良い借金と悪い借金があります。良い借金とは道路や鉄道整備事業などの将来の子供にレガシー(資産)として残せる投資です。悪い借金とは普段の行政サービスを維持するために行う借金です。
これは、一般のご家庭で例えるなら家を買うための借金と普段の生活費で借金をするかの違いです。家の借金は借金している間も住居としても使えますし借金が終われば、返済無しで引き続き住居として利用できます。また将来はお子様やお孫さんにも譲る事が出来ます。しかし日々の生活費の借金は、日々の生活費で使って何も残りません。
今、東村山市の大きなインフラ投資(社会資本投資)は東村山駅の立体交差事業です。700億という費用が投じられますが、完成後は渋滞の解消や踏切がなくなる事で安全な道路が整備されます。勿論、このお金は国、都、からのお金も使いますが、皆様から納付頂いた税金も投資させて頂きます。
市の経営は市民の皆様から納付頂く住民税と固定資産税と企業様から納付頂く法人住民税が主な財源になります。この財源が少なくなると経営は苦しくなります。逆に、この税金が多くなると様々な行政サービスを充実させる事が出来るのです。では、どの様に財源を確保するのかというと人と企業を呼び込む事なのです。
皆様は、渋滞がなくて整備された街と道が整備されていない街だと、どちらを選びますか?また都心に電車での通勤アクセスが良い街と不便な街だと、どちらが魅力的ですか?
今回の決算で行政の創意工夫で様々なチャレンジがされている点は高く評価しました。一方で、法人市民税は右肩下がりです。今まで以上に法人誘致を取組む状況だと思っています。
人や法人を誘致するには、絞るべきところを更に絞りながらも、インフラ資本投資を行うべきと討論で申し上げました。
私が言い続けている「新久米川駅」も想定で50億の投資で中央線とのアクセスで都心に住む住人が郊外で住む家探しの選択肢として広がるからです。因みに50億と聞くと驚くかもしれませんが、年間の支払いだと数億です。ご興味が有れば東村山市の一般会計の約600億(特別会計を含めると約1,000億)の使った用途別の費用と比較されると規模感が感じられると思います。「えーこんな事業に、こんなに使っていたの!」「こんな大切な事に、これだけしか使っていないの!」などの様々な意見が出てくると思います。
市民の皆様に私の考える政策、理想的な都市は議会報告で詳しく述べさせて頂きたいと思います。昨今の緊急事態宣言で議会報告会ができておりませんが、状況を見て行う予定です。その際には、ぜひご参加下さい。

決算特別委員会終了
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